横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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予防歯科一覧

よく噛んでよくしゃべることが口臭予防に

口臭予防は歯磨きやマウスウオッシュをしておけばいい、と思っていませんか?確かに一時的な口臭予防としてはその方法も効果はあります。しかし、それだけでは口臭予防としては不十分です。口臭を予防するためには、実はお口の中にある唾液がとても重要な役割を果たしています。そして、その唾液を出すためには「よく噛む」「よくしゃべる」ということがとても重要なのです。

唾液には「抗菌作用」やお口の中の汚れを洗い流す「自浄作用」という働きがあります。そのため、唾液が不十分な状態ではお口の中が細菌でいっぱいになってしまい、強い口臭を発するようになるのです。

最近は、あまり噛まなくても食べられるようなやわらかな食べ物が多く、人々はあまり「噛む」という運動をしなくなっている傾向があります。また、インターネットなどの通信手段が発達してきたことで「人と話す」ということが昔に比べて断然減ってきています。

つまり「噛む」「話す」という運動をしなくなってきたことによって、唾液腺が刺激されず、唾液腺の機能が衰えてしまっている可能性があるのです。また、唾液が減ると虫歯や歯周病にもなりやすくなります。皆さんもお口の健康と口臭予防のために、意識して「よく噛む」「よくしゃべる」ことを心がけてみてくださいね。

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妊娠中に歯の治療は可能?

「妊娠、出産を機に歯が悪くなった」というような話を皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。確かに妊娠中はお口の中の環境が悪化し、歯や歯茎のトラブルが起こりやすくなります。その理由として、女性ホルモンの変化やつわりによる口の衛生状態の悪化、免疫力低下により感染症が起こりやすくなることなどが挙げられます。

このようにトラブルが通常より起こりやすくなるにも関わらず、妊娠中にはストレスを与えないほうがいい、というような理由で、歯医者に行ってはいけないと思いこんでいる人も多いようです。

ですが実際は、つわりがひどい妊娠初期や体がきつくなる妊娠後期を除けば、歯科治療を受けることは十分可能です。というよりも、生まれてくる赤ちゃんの為を考えると、虫歯や歯周病などの悪いところは積極的に治しておいたほうが良いのです。虫歯菌や歯周病菌が胎児や生まれてきた赤ちゃんに悪影響を与えることがあるからです。

妊婦さんに歯科のレントゲンや歯茎への麻酔を行っても特に問題はないと言われています。生まれてくるかわいい赤ちゃんの為にも、お母さんのお口の中の状態をより一層健康に保っておくことはとても大事だ、ということをぜひ覚えておいてください。

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虫歯になりやすいのはどんな人?

歯が弱い、すなわち虫歯になりやすい人というのは確かに存在します。次のような特徴に当てはまる場合、虫歯になりやすい傾向があります。

1.糖質をよく摂る
甘いお菓子を頻繁に食べる、という場合はもちろんですが、口さみしさから飴を良く食べる、砂糖入りのコーヒーや紅茶などを良く飲むというような人は口の中が酸性に傾きやすいため、虫歯になりやすくなります。

2.食事はやわらかいものが多い
現代はファーストフードやコンビニ弁当、ファミレスなど、手軽に食べられるもので溢れかえっています。そのような食べ物はやわらかくて、あまり噛まずに食べられるものばかりです。このようにやわらかいもの中心の食事をしていると、食べ物が歯にこびり付きやすく、また唾液も良く分泌されないので虫歯の危険性が高まります。

3.歯磨きをあまりしない、またはやり方がまずい
歯磨きをしない人はもちろん虫歯になりやすいですが、歯磨きをやっていても虫歯になりやすいポイントが磨けていないと虫歯になりやすくなります。

4.虫歯菌が多い
虫歯菌が口の中に多い人は虫歯にかかりやすいと言えます。

5.歯の質があまり強くない
もともと歯の質が弱い人も存在します。また、生えたばかりの歯は歯の構造がまだしっかりと出来上がっていないため、虫歯にかかりやすくなります。

6.唾液が少ない
ストレスによる自律神経の乱れ、アルコールやタバコ、口呼吸などが原因で唾液の分泌が落ちると虫歯にかかる危険性が高くなります。

実際虫歯になるかどうか、というのは上にあげた一つの原因で起こるというよりは、様々な原因が絡み合って起こります。心当たりのある項目が多い人は注意してください。

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虫歯になりやすいおやつワースト5、虫歯になりにくいおやつベスト5

お子さんのいる人は「おやつの食べさせ方、これでいいのかな?」と悩むこともあるでしょう。乳歯は虫歯に対する抵抗性が弱く、一度虫歯になったら進行しやすいものです。なるべく虫歯を作らないためにも、虫歯になりやすいおやつ、なりにくいおやつを知っておきましょう!

虫歯になりやすいおやつの特徴は次の3点です。

・糖分が多い
・歯にくっつきやすい
・口に長く残る

この3つの特徴を兼ね備えたものは非常に虫歯になりやすいと言えます。これに当てはまるおやつ、すなわち虫歯になりやすいおやつワースト5はこちらです。

・あめ
・キャラメル
・グミ
・砂糖入りガム
・チューブ入りアイス

一方、虫歯になりにくいおやつというのは、糖分を含まないか、含んでもそれほど多くなく、歯にくっつきにくく、口に長く残らないものです。これらに当てはまるおやつ、ベスト5はこちらです。

・せんべい
・おにぎり
・さつまいも
・果物
・にぼし

以上虫歯になりやすいおやつ、なりにくいおやつの例をあげました。もちろんこれ以外にもいろいろおやつはありますが、とにかくおやつを与える際は、「時間をきめてだらだら与えない」「虫歯になりやすいおやつを食べる際は水やお茶を一緒に与える」など、糖分が口の中に長く残らないように気をつけていれば虫歯になりにくくすることができます。

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舌苔のつき方で体調がわかる

舌苔(ぜったい)とは舌の上についている付着物で、白や白黄色をしている場合が多いですが、口臭の原因となる、ということで最近だんだんと知名度が上がってきています。

この舌苔の正体は細菌、食べカス、舌の粘膜が剥がれ落ちたもの、細菌が作り出す代謝産物などで、大量につくとまるで硫黄のような匂いを発し、口臭の原因となります。

舌苔は口臭を引き起こす原因になるので積極的に取り除いた方がいいと思われがちですが、実は健康な場合には舌苔はうっすらと白くついているものであり、そしてもちろんこの場合には舌苔を取る必要はありません。そもそも薄くついた舌苔は口臭の原因にはなりません。

もしも白や黄色い舌苔がべったりついている場合には胃の調子が悪くなっていたり、体調不良、唾液が減っていることなどが考えられます。黒い舌苔がついている場合、体調不良が長く続いて、口の中の細菌バランスが崩れてしまった場合によく起こります。一方全く舌苔がないのもよくありません。このような場合、鉄分やミネラル不足が考えられます。

舌苔が分厚くついてしまっている場合には、舌を傷つけることのないように、舌のブラシややわらかい歯ブラシで舌の表面をやさしくこすり取る程度にしておきましょう。

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