横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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院内コラムBlog

歯周病や虫歯がないのに口が臭いヒトの特徴

どんなに容姿が美しくても口臭がひどくては全てが台無しですね。でもなかなか自分の口臭は分かりにくいものです。口臭の原因は複数ありますが、歯周病や虫歯がなくても口臭がある場合、次のようなことが口臭の原因になっている可能性があります。

1.歯石がすぐたまる
歯石がたまりやすい人は歯石のざらついた表面に細菌が繁殖しやすいため口臭が強くなります。

2.歯磨きをあまりしない
食後に歯磨きをしないと、食べカスが腐敗したり、細菌が繁殖して臭いを放ちます。

3.口呼吸をしている
口で呼吸をしていると、口の中が乾燥して細菌が増殖しやすい環境になります。

4.半分埋まった親知らずがある
親知らずが歯茎に埋もれていると、その部分が不潔になりやすく悪臭の元になります。

5.銀歯がたくさん入っている
銀歯と歯の境目には汚れがたまりやすく、口臭の原因になることがあります。

6.コーヒーをよく飲む
コーヒーは舌の表面にコーヒー豆の細かい粒子がたまりやすく、口臭の原因になると言われています。

7.タバコを吸う
タバコそのものの臭いに加え、タバコを吸うと口の中が乾くため口臭がさらにきつくなります。

8.口がよく乾く
ストレスや薬の副作用など理由はさまざまですが、唾液の分泌が落ちて口の中が乾いてしまうことがあり、口臭が強くなることがあります。

どうでしょうか?思い当たるものはありましたか?自分で改善できるところはぜひ改善してみましょう。もしもなかなか口臭がなくならない場合は一度歯科で相談してみましょう。

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歯周病と関節リウマチの関係が明らかに

歯周病が全身の病気を起こす原因になっていることは1990年代の始め頃よりだんだんと明らかになってきました。例を挙げると、心臓病、脳梗塞、糖尿病、肺炎、低体重児出産・早産などがよく知られていますが、関節リウマチとの関連があることも近年注目を浴びてきています。

■関節リウマチの治療薬で歯周病になりやすくなる
まず、関節リウマチで使われる治療薬には免疫を抑える作用があります。そのため、風邪などの感染症と同じく、歯周病にもかかりやすくなります。また、他の副作用として口の中にカンジダ菌が増えることによって口腔カンジダ症が起こったり、歯肉からの出血が起こりやすくなる、口内炎ができやすくなる、ということがあります。また、関節リウマチ患者は骨粗鬆症にもなりやすく、骨がスカスカになることで歯周病が非常に進行しやすいのも特徴です。

■関節リウマチの原因菌が歯周病菌と同じである可能性がある
またその一方、関節リウマチを起こしている原因菌が歯周病菌と同じである可能性が高い、という研究結果も出ています。歯周病菌が関節の内部へ移動して炎症を起こしているのでは?と考えられています。

歯周病はかつては「歯を失う」だけの病気として捉えられていましたが、最近では全身の健康を害する病気だということがだんだんと解明されてきています。皆さんも歯周病予防をして全身の健康を守りましょう。

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歯周病とメタボとの関係

歯周病は今や生活習慣病の一つとして数えられ、日本人の成人の8割は歯周病、またはその予備軍と言われています。そして、近年、歯周病とメタボが深い関係にあることが分かってきました。そしてこのメタボリックシンドロームも、食習慣・生活習慣が原因で引き起こされる生活習慣病です。

まず、歯周病が進行してくると、歯を支えている骨が溶けてしまうため、だんだんと硬いものや繊維質のものが食べづらくなってきます。そのため、やわらかくてカロリーの高いものを食べることが多くなり、メタボに拍車がかかります。

またその逆に、歯周病はメタボであればあるほど、つまり肥満の人ほど発症しやすい、ということも分かっています。脂肪細胞は歯周組織の破壊を促すTNF-αと呼ばれる物質を大量に発生するのだそうで、つまり脂肪細胞が多ければ多いほど歯周組織は破壊されやすくなる、すなわち歯周病が進行するというわけです。

歯周病予防に歯磨きを徹底しましょう、というのは実は予防法のほんの一部にすぎず、生活習慣、食習慣の面でも気をつけなければ本当の予防には不十分というわけですね。皆さんもぜひ参考にしてみてください。

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歯茎が黒くなる原因

ピンク色の歯茎は健康的で清潔感のある印象を与えるものですが、さまざまなことが原因できれいなピンク色が失われ、黒ずんでしまうことがあります。この原因としては次のようなものがあります。

1.喫煙
喫煙することで歯茎の血行が悪くなります。また、ビタミンCを破壊してしまうため、メラニン色素が沈着しやすくなります。

2.歯科金属による着色(メタルタトゥー)
歯科で使われている金属の中には、唾液に触れることでイオン化して溶け出し、歯茎を黒変させてしまうものがあります。この現象をメタルタトゥーと呼んでいます。

3.進行した歯周病
進行した歯周病では、歯茎の内部で血液のうっ血(血流の滞り)が起こります。そのため、歯茎がどす黒く見えてくるようになります。

4.金属アレルギー
歯科金属にアレルギーがあると、それが刺激となりメラニン色素を増やしてしまうとされています。

5.メラニン色素が多い
肌の色が人それぞれ違うように、歯茎の色もメラニン色素に左右されます。もともとのメラニン色素の量が多かったり、親の喫煙によって子供の歯茎のメラニンの量が増えて茶色や黒っぽくなってしまうことがあると言われています。

歯茎の黒ずみを改善する治療法もあります。気になる人は一度歯医者さんに相談してみましょう。

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歯ブラシは虫歯を予防できない?

厚生労働省が行った調査によると、日本では成人のほぼ100%は虫歯にかかったことがある、というデータがでています。しかも成人の80%は歯周病、またはその予備軍だと言われています。これは日本人がちゃんと歯磨きをしていないからなのでしょうか?

実はそうではありません。それどころか日本人の95%は毎日歯磨きをしており、全体の73%は1日に2回歯磨きをしているのだそうです。この結果から言えることは、「歯磨きをしているからといって虫歯や歯周病を予防することはできない」ということです。

それじゃあ歯磨きしてもしなくても一緒なのでは?と思うかもしれませんが、それも違います。実は多くの人が歯を「磨いている」けれども「磨けていない」のです。虫歯や歯周病を予防するためには、汚れが溜まりやすいポイントを狙った歯磨き方法をする必要があります。

汚れが溜まりやすいポイントは次の3箇所です。

・歯の噛む面の溝
・歯と歯茎の境目
・歯と歯の間

この部分の汚れが取れていなければ、はっきり言って虫歯や歯周病は予防できません。そしてただやみくもに磨いている場合、この部分の汚れは残ったままになっていることがとても多いのです。

皆さんもこれから歯を磨く際にはこの3つのポイントを意識してブラシを当ててみてください。また、歯と歯の間に関しては歯ブラシだけでは落とせないため、歯間ブラシかデンタルフロスを1日に1度通すようにしてください。

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