横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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歯茎はなぜ下がる?歯茎下がりへの対処法

歯茎が下がると、歯がしみるようになったり、見た目が老けて見えるようになったり、ものが挟まりやすくなったり・・など、それまでにはなかった様々な不具合が起こってきます。年を取るとある程度は起こるものではあるのですが、この歯茎の下がり方には個人差があり、それにはいくつかの原因が関係しています。

まず一番歯茎を下げてしまう大きな原因として、歯周病が挙げられます。歯周病は進行すると骨や歯茎が下がっていきます。そのため、歯茎下がりを防ぐには、まずは歯周病を予防もしくは治療することが必要不可欠です。

その他にも乱暴なブラッシングで下がってしまうことがあります。一生懸命歯磨きを頑張っている人によく見られがちなのですが、力の入れすぎ、硬い歯ブラシの使用で歯茎が傷つき、下がりやすくなりますので、硬めの歯ブラシは使わず、優しくブラッシングをすることが大事です。

また、喫煙や歯ぎしりなども歯周病を進める大きな要因となっているため、禁煙をしたり、就寝時に歯を保護するマウスピースをつけるなどの対処が効果的です。歯茎下りが気になる人は一度歯科医院で診てもらいましょう。

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歯科治療をして寝たきりから歩けるように!?

悪い歯を治す、しっかり噛めるようになる、ということは思っている以上に心身に大きな影響をもたらします。実際、寝たきり状態だった人が、歯科治療をきちんと受けてだんだんと歩けるようになる、ということもあるのです。

寝たきりの人の多くは、噛み合わせる歯がない状態になっていることが多いものですが、それを治療してしっかり噛めるようにすることで、ものをしっかりと噛んで食べられるようになり、食べる意欲も増し、栄養状態が良くなっていきます。また「噛む」という動作は脳に刺激を与えるため、脳を活性化します。そして、しっかりと噛みしめられることは体のバランス感覚を整えますし、踏ん張ったりする時など、力を発揮する時に必要になるものです。

さらに、歯を治療して入れ歯を入れるなりすることで、見た目も良くなります。歯がなくて見た目が悪いと、人と会いたいという気持ちもなくなって、外出する意欲もなくなってしまいますが、歯をきれいにすることで外出する気になる、という心の変化も現れます。歯を治すことで、このような様々なプラスの効果が現れ、元気を取り戻す人が多くいるのです。

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歯の治療を中断するとどうなる?

仕事などで忙しくて予定が取れない、特に痛みがない、という理由で治療を中断してしまう人がいます。治療を中断すると、治療内容によっては困った状態になってしまうことがあります。特に困った状態になるのは次のような場合です。

■歯型を取って、詰め物や被せ物をする前に中断した場合
虫歯を削った後、型取りをして仮封のまま来院されなくなった場合、せっかく取った虫歯が再発してしまったり、仮封が外れて痛みが出たり、歯が移動してしまって、出来上がった詰め物や被せ物が合わなくなってしまうことがあります。虫歯を削って型を取ったら、なるべくキャンセルせず、早めに来院するようにしましょう。

■根の治療中に中断した場合
根の治療は根の中がきれいに消毒されるまで、通院して治療を受ける必要があります。それを途中でやめてしまうと、中の細菌が増殖し、状態が悪化してしまい、大きく腫れたり強い痛みを出したりすることがあります。そして、あまりに長く放置すると、抜歯をしなければならなくなってしまいます。

歯の治療は中断するとそのままの状態が続くわけではなく、歯は悪くなってしまいます。くれぐれも中断はしないようにしましょう。

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歯にヒビが入っているけど大丈夫?

前歯にヒビが入っているのを見つけてビックリしてしまう人というのは珍しくないようです。「このままだと歯が粉々に壊れてしまうのでは!?」と心配になってしまうかもしれませんが、歯の細かいヒビはマイクロクラックと呼ばれるもので、さほど珍しいものでもなく、よく見ると実は多くの人にあるものです。そしてそのほとんどはごく表層にとどまっていて、たいていの場合、放っておいても特に問題を起こすことはありません。

ヒビが歯の深部にまで走ってしまうと、「しみる」とか「噛むと痛い」というような症状を起こすことがあります。また、ヒビのところから細菌が入り込み、虫歯になってしまうこともあります。このような状態になってしまうのはたいてい奥歯で、前歯ではほとんど見かけることはありません。ヒビが神経の部分にまで到達すると、ズキズキと痛みを出してきます。

このような歯のヒビは噛み合わせの力が強い人や、歯ぎしりや食いしばりによって歯に相当な負担がかかっている人に見られます。特に歯ぎしり食いしばりは、歯にとって相当なダメージとなりますので、心当たりのある人は歯医者さんで就寝時のマウスピースを作ってもらうことをおすすめします。

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歯ぎしりを放っておくとどうなる?

歯ぎしりは自覚していない人が多いと言われており、でも実際はすべての人に起こっていると言われています。軽い程度のものは特に体への影響はないとされていますが、歯ぎしりの程度がひどいと、様々な弊害が現れてきます。

■ひどい歯ぎしりを放っておくと出てくる弊害

1.歯の異常な咬耗
歯ぎしり時にかかる力は数十キロにも及ぶと言われており、その力が毎日持続的にかかることで、歯を急速にすり減らしてしまいます。

2.知覚過敏
歯が異常にすり減ることで、中の象牙質が露出し、冷たい水などでしみやすくなります。また、歯の根元もかけてしまうことがあり、そこからもしみるようになります。

3.歯周病の悪化
歯周病にかかっている歯に歯ぎしりのような異常な力がかかると、急激に進行することがあります。

4.顎関節症
歯ぎしりすると顎関節にもダメージが加わるため、顎関節症を発症することがあります。

5.歯の破折
強い力により歯にヒビが入ったり、割れてしまうことがあります。

6.詰め物、差し歯などの脱落
歯ぎしりのひどい人は、詰め物や差し歯なども取れやすくなります。

7.見た目への影響
歯がすり減って高さが低くなることで、顔が老けて見えるようになります。また、噛む筋肉が異常に発達し、エラが張ってしまうこともあります。

歯ぎしりがひどい人はくれぐれも放置せず、一度歯科医院で相談してみましょう。

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