歯茎が下がると、歯がしみるようになったり、見た目が老けて見えるようになったり、ものが挟まりやすくなったり・・など、それまでにはなかった様々な不具合が起こってきます。年を取るとある程度は起こるものではあるのですが、この歯茎の下がり方には個人差があり、それにはいくつかの原因が関係しています。
まず一番歯茎を下げてしまう大きな原因として、歯周病が挙げられます。歯周病は進行すると骨や歯茎が下がっていきます。そのため、歯茎下がりを防ぐには、まずは歯周病を予防もしくは治療することが必要不可欠です。
その他にも乱暴なブラッシングで下がってしまうことがあります。一生懸命歯磨きを頑張っている人によく見られがちなのですが、力の入れすぎ、硬い歯ブラシの使用で歯茎が傷つき、下がりやすくなりますので、硬めの歯ブラシは使わず、優しくブラッシングをすることが大事です。
また、喫煙や歯ぎしりなども歯周病を進める大きな要因となっているため、禁煙をしたり、就寝時に歯を保護するマウスピースをつけるなどの対処が効果的です。歯茎下りが気になる人は一度歯科医院で診てもらいましょう。