横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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歯が足りない!先天欠如とは

歯の本数がもともと足りないケースを「先天欠如」と言います。決して珍しいものではなく、日本での先天欠如の発生頻度は全体の約1割程度だと言われています。そして、その数は増加しているとも言われています。先天欠如はほとんどの場合、1、2本足りない、というものですが、稀に数本足りない、という人もいます。

先天欠如が頻発するのは、永久歯の下の前から2番目、5番目の歯です。大体の場合、乳歯から永久歯への生え変わりがなかなか起こらないため、レントゲンを撮って判明する、というパターンです。永久歯が足りない場合に出てくる不都合としては、歯と歯の間が空いてしまう、歯並びや噛み合わせに影響が出る、ということなどが挙げられます。永久歯が先天欠如している場合、乳歯をできるだけ長く大事に使う、というようにしますが、ほとんどの場合、いずれ歯根が吸収して抜けてしまいます。

抜けてしまった後は、矯正治療で隙間をなくして整えるか、削ってブリッジを被せる、義歯を入れる、あるいはインプラントを埋め込む、という方法で対処します。もしも乳歯がなかなか抜けない、という場合、先天欠如の可能性もあります。気になる場合には歯医者でレントゲンを撮ってもらうと分かりますので相談してみると良いでしょう。

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