横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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院内コラムBlog

歯の麻酔一覧

子供が麻酔の注射を受けた後の注意点

お子さんでも虫歯の治療や抜歯で、歯茎に麻酔の注射を受けることがあります。歯茎に麻酔の注射を受けたことのある方はご存知だと思いますが、歯茎に注射の麻酔をすると、歯茎だけでなく、唇や顔まで感覚が麻痺したようになるものです。大人の場合だと特にその後問題になることはないのですが、お子さんの場合、十分に注意をしておかないと、あとでとんでもないことになる場合があります。

麻酔をした後は大体2〜3時間ほど、麻酔をした周辺が広い範囲で麻痺した状態になります。そのため、唇やほっぺを噛んでも痛くも何とも感じません。お子さんはこの感覚を確かめるように、わざわざ唇やほっぺを噛んでしまうことがあるのです。もし唇やほっぺを噛んで深く傷つけてしまった場合、その部分が大きく腫れて見た目にもびっくりな状態になります。

腫れても2、3日もすれば落ち着くことがほとんどなのですが、このような無用な傷を作らないためにも、お子さんが麻酔を受けた後は2、3時間くらい、お子さんがほっぺや唇を噛まないよう、よく見てあげることが大事です。もちろん、麻酔が切れないうちは、食事はできません。どうしてもお腹が空くような場合には、噛まずに食べられるようなものをあげるとよいでしょう。

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麻酔をした後の注意点

歯を削る治療や抜歯の際には、治療時に痛みを出さないよう、局所麻酔と呼ばれる注射の麻酔を歯茎に打ちます。局所麻酔は通常2〜3時間効いていることが多く、治療が終わってからもしばらく注意しないといけないことがあります。麻酔をした後は次のことに気をつけるようにしましょう。

■唇や頬を噛まないようにしましょう
麻酔をした周囲はしばらく感覚が麻痺しています。特にお子さんの場合、唇や頬を誤って噛んでしまって大きな傷口ができ、粘膜が大きく腫れてしまうことがよくあります。お子さんが麻酔を受けた際はよく注意してみてあげるようにしましょう。

■食事は麻酔が切れてからにしましょう
麻酔の後の食事は、できれば麻酔が切れてからにしましょう。どうしてもお腹が空いてしまう場合には、噛まなくても済むようなヨーグルトやスープのようなものを食べることをお勧めします。麻酔が効いているうちは、温度感覚も分かりづらく、熱いものを口にすると火傷してしまうことがあるため、熱いものは食べないようにしましょう。

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歯の麻酔が効かないのはどんな時?

歯の治療をしていると、時々麻酔が本当に効かない場合に遭遇します。「大酒飲みだから効かない」と思い込んでいる人もいますが、実はお酒を飲むかどうかは麻酔の効きやすさには関係しません。また、麻酔が効かない体質というのもありません。

麻酔がなかなか効かない場合というのは次のような場合です。

■炎症がひどくてズキズキ痛い場合
歯が痛くなってどうしようもなくなってから歯医者にくる人は少なくありませんが、実はこのように、痛みが極限に達している場合というのは非常に麻酔が効きにくいのです。炎症が起きている組織は酸性になっているのですが、麻酔薬は酸性の環境では効きにくいのです。

■骨が厚かったり緻密な場合
通常、麻酔は歯茎に打ちますが、歯茎から骨を通り越して歯に効かせなければなりません。そこで骨が厚かったり、隙間のない詰まった状態であると、麻酔が浸透しづらく、効きが悪くなります。体質で効かないと思っている人は、骨ががっちりしている人が多いようです。

■骨が硬くなってしまっている場合
虫歯が長い間放置されていたり、歯根の周囲に病巣がある状態だと、反応性にその周囲の骨が硬くなり、麻酔が効きづらくなることがあります。

特に炎症や痛みがひどい時に麻酔が効かない、というのはよくあります。こんなことにならないためには、痛いところを放置せず、異変を感じたら早めに歯科を受診することです。みなさんもぜひ気をつけてくださいね。

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