親知らずで悩む人は多いですね。親知らずが生える時に痛みが出たり、でもかといって、抜くのも痛みや腫れが出ると言うし・・という具合に抜くのをためらっている人もいるでしょう。しかし、親知らずを抜くことで小顔になれる、という嘘だか本当だかわからない話もよく耳にします。果たしてこの話に信憑性はあるのでしょうか?
検証してみると、あながち嘘でもないようです。その理由を挙げてみます。
■親知らずを抜くと小顔になりうる理由
1.親知らず周囲の骨が吸収する
下の親知らずの場合、歯はエラに近い部分に埋まっていますので、抜歯をすると周囲の骨が吸収してエラの部分が若干細くなることが考えられます。
2.アゴの筋肉が痩せる
しっかり噛み合っている親知らずを抜いた場合、噛み合う歯が少なくなることで、噛み合わせの力が弱くなるために、周囲の筋肉が痩せてきます。そうするとエラの部分がすっきりすることが考えられます。
また、親知らずが噛み合っていなくても、親知らずが生えてくる時に手前の歯をずらそうとする力が働くことで、それがストレスになり、歯ぎしり食いしばりの原因となることがあります。親知らずを抜くことでストレスがなくなって歯ぎしりや食いしばりが起こらなくなるために筋肉が細くなることはありえます。
以上が小顔になりうる理由ですが、あくまでも可能性であり、細くなったとしてもそれほどみた見た目に変化が現れない可能性もあります。小顔になる目的だけで安易に親知らずを抜くことはやめておきましょう。おやしらず