歯医者の定期検診は、一般的に言って、6ヶ月ごとくらいが多いかと思います。ですが、お口の状態というのは一人一人違いますので、中にはお口の健康を保つために、もう少し短い間隔(1ヶ月〜3ヶ月ほど)で、早めの定期検診をした方がいい人もいます。例えば次のような人です。
■歯周病が進行している人
歯周病が重度の場合、歯周ポケットが深くて自分ですみずみまで清掃が行えないため、歯医者で行うケアを短い間隔で行った方が、より歯を長持ちさせることができます。
■虫歯にかかりやすい人
虫歯ができやすい人も、虫歯を予防するため、そしてできてしまっても早期発見・早期治療ができるようにしておいた方が良いでしょう。
■お口の清掃がうまくできない人
例えば手が不自由で自分でうまく歯を磨けない、というような場合も、なるべく細かい間隔で専門家によるフォローを受けることをおすすめします。
■糖尿病の人
糖尿病の人は、免疫力が低下しており、歯周病が進みやすいため、歯周病ケアをこまめにやっていくのが望ましいと言えます。
■喫煙者
タバコは歯周病のリスクを大きく高めるので、お口の健康を考えるとやめるのが一番です。もしやめられない場合、なるべく歯周病のリスクを低くするため、そして、お口の状態を自分で認識するためにも細かい間隔での定期検診をおすすめします。