自分の口臭に自信のある人はどれくらいいるでしょうか?お口の臭いというのは自分ではよくわからないだけに、時々「自分の息は臭くないだろうか?」と気になってしまうことがありますよね。気にしすぎて人と話すのが億劫になっている人もいるかもしれません。
口臭には誰にでも起こる、例えば起床時や緊張時に現れる生理的口臭と、歯周病や虫歯、また体の病気が原因で引き起こされる病的口臭があります。口臭がとどく距離というのは生理的口臭と病的口臭では異なってきます。
生理的口臭の場合、30〜50㎝くらいの距離で認識できると言われています。通常、この距離で話すのは家族や恋人間などごく親しい間柄に限られるので、それ以外の人とある程度距離を置いて話す分にはそれほど気にしなくてもよいでしょう。
それに対し、病的口臭は通常、口臭の程度が強いため、より離れた距離でも臭いが認識できます。臭いの強さによっても変わってきますが、無風の場合、1mくらいでも臭いがわかると言われています。臭いがひどい場合には2メートル以上離れていても臭ってしまうことがあります。これでは社会生活を送る上で支障が出てしまいますね。
病的口臭のほとんどは歯周病や虫歯が原因ですから、これらの病気を予防、治療することで爽やかな息をめざしましょう。