横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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口呼吸一覧

子供の口呼吸に注意

最近、アレルギーや花粉症にかかる患者数が増えているせいか、口呼吸のお子さんが多くなっていると言われています。口呼吸というのは、本来するべき鼻での呼吸をせず、口から呼吸をしていることを言います。もし、お子さんがぽかんと口を開けていることが多い場合、口呼吸をしている可能性があります。

アレルギー鼻炎や花粉症のお子さんは鼻づまりで口呼吸になりやすい傾向があります。そして、2〜5歳くらいまでのお子さんの場合、鼻の奥の「アデノイド」というリンパ組織が肥大し、その影響で鼻から呼吸できずに口呼吸になっていることもあります。また、単なる癖で口呼吸になっていることもあります。

口呼吸をしていると、風邪をひきやすくなる、虫歯や歯周病にかかりやすくなる、口臭がきつくなる、口内炎ができやすくなる、いびきや睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなる、集中力がなくなり成績が落ちる、歯並びが悪くなる、顔の骨格が変形していく(アデノイド顔貌)、というような多くのデメリットがあります。

そのため、もしお子さんが口で呼吸しているのを発見したら、放置せず、なるべく早く歯科や耳鼻科に相談し、早めに解決していくことが大事です。

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アデノイド顔貌が増えている!

いつも口をポカーンと開けて、生気のない顔をしている、いわゆるアデノイド顔貌の子供が日本で近年増えてきているそうです。アデノイド顔貌の特徴としては

・いつも口があいている
・上の前歯が出ている
・下あごは引っ込んでいる
・唇は厚くめくれ上がって乾燥している
・顔が長い、とくに鼻の下が長い
・唇を閉じようとするとあごに梅干しができる

このようなものがありますが、これらを引き起こす原因となっているのは「口呼吸」です。
もともとは鼻腔が喉とぶつかる部分にあるアデノイドというリンパ組織が肥大することにより(アデノイド肥大)鼻が詰まって口呼吸になって起こるものをアデノイド顔貌と呼んでいます。

しかし、とくにアデノイドに問題がなく、癖や口周囲の筋力不足など、なんらかのきっかけで口呼吸が習慣化している場合にもこのような顔つきになってしまうことがあり、そのような場合も全て含めて、「アデノイド顔貌」と呼んでいます。

本来ヒトは鼻で呼吸をするのが正常です。新生児や乳児も鼻で呼吸をしていますが、それがなんらかのきっかけで成長期に口呼吸をすることが習慣になってしまうと、体が口で呼吸がしやすいように骨格や歯並びを変形させてしまうのです。

お子さんが口呼吸をしている場合、早めに一度医療機関で診てもらいましょう。

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