横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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子供の仕上げ磨きのポイントは?

お子さんの歯磨きの仕上げ磨き、できればお子さんが高学年に上がるまではやってあげたほうが良いですが、その際、どんなところに気をつけて磨けば良いのでしょうか?ポイントをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

■夜寝る前には特に念入りに
お子さんの歯磨きは1日に朝と夜の最低2回は行いましょう。仕上げ磨きはできれば毎回やってあげたほうが良いですが、朝はなかなか忙しくて時間も取りにくいと思いますので、朝はサッとやる感じでも構いません。夜眠っている間は虫歯リスクが高まりますので、磨き残しが出ないよう、念入りに行いましょう。

■奥歯の噛む面、歯と歯茎の境目、歯と歯の間をしっかりと
虫歯ができやすい場所というのは大体決まっています。それが奥歯の噛む面、歯と歯茎の境目、歯と歯の間の3箇所なのですが、歯ブラシを当てる際にはこの3箇所を意識して狙って磨くと良いでしょう。ただ、歯と歯の間はすきっ歯のお子さんでない場合、歯ブラシが入りませんので、糸ようじを使って磨くようにしましょう。

■歯ブラシの当て方
歯ブラシは歯に対して90度に当て、歯2本くらいを同時に磨くような感じで、軽い力で小刻みに動かし、1箇所につき20往復くらいすると良いでしょう。歯の外側、内側、噛む面に分けて磨くようにしましょう

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歯の治療を中断するとどうなる?

仕事などで忙しくて予定が取れない、特に痛みがない、という理由で治療を中断してしまう人がいます。治療を中断すると、治療内容によっては困った状態になってしまうことがあります。特に困った状態になるのは次のような場合です。

■歯型を取って、詰め物や被せ物をする前に中断した場合
虫歯を削った後、型取りをして仮封のまま来院されなくなった場合、せっかく取った虫歯が再発してしまったり、仮封が外れて痛みが出たり、歯が移動してしまって、出来上がった詰め物や被せ物が合わなくなってしまうことがあります。虫歯を削って型を取ったら、なるべくキャンセルせず、早めに来院するようにしましょう。

■根の治療中に中断した場合
根の治療は根の中がきれいに消毒されるまで、通院して治療を受ける必要があります。それを途中でやめてしまうと、中の細菌が増殖し、状態が悪化してしまい、大きく腫れたり強い痛みを出したりすることがあります。そして、あまりに長く放置すると、抜歯をしなければならなくなってしまいます。

歯の治療は中断するとそのままの状態が続くわけではなく、歯は悪くなってしまいます。くれぐれも中断はしないようにしましょう。

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歯科治療を受ける際に注意が必要な病気や薬とは

歯の治療を受ける場合、歯だけの治療なんだから、全身のことは関係ないと思っている人もいるかもしれません。しかし、歯の治療においては麻酔を使ったり、出血を伴ったりする治療が多くあるため、全身状態や服用薬によっては注意が必要な場合があります。主に次のようなケースでは歯科医師に全身の状態や服用薬について事前に話しておきましょう。

1.血液の流れを良くする薬を服用している場合
血液をサラサラにする薬、例えば「ワーファリン」や「小児用バファリン」などを服用している
場合、出血を伴う処置では血が止まりにくくなることがあるので注意が必要です。

2.糖尿病の患者さん
糖尿病の人は免疫力が低下しており、特にきちんとコントロールされていない人は感染症を起こす可能性があるため、出血を伴う処置では注意を要します。

3.骨粗鬆症の患者さん
骨粗しょう症の患者さんで、ビスホスホネート(BP)系薬剤を服用中の人は、抜歯やインプラントなどの手術で顎の骨が壊死してしまう場合があることが報告されています。

4.感染症のある患者さん
特に肝炎やエイズなどの感染症を抱えている人は、感染対策を十分に行う必要があるため、忘れずに事前に歯科医師に伝えておきましょう。

これらの他にも、全身疾患がある場合や現在服用中の薬がある場合は、忘れずに歯科医師に伝えておくことが、歯科治療を安全に進めていく上で大切です。

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歯科治療を受けた後の食事で気をつけること

歯科治療の後は、治療内容によっては食事をする上で気をつけないといけない場合があります。次のような処置をした後はそれぞれ以下のことに気をつけましょう。

1.注射の麻酔を受けた時
注射の麻酔後は麻酔が切れるまでに2、3時間ほどかかることがあります。しびれが残っている状態で食事をすると、誤って口の中や唇を噛んでしまったり、温度がわからずやけどをしてしまったりすることがありますので、できれば食事は麻酔が切れてからするのが望ましいでしょう。

2.抜歯(外科処置)をした時
抜歯をはじめとする外科処置後は麻酔がしばらく効いているのと、出血に気をつける必要があります。そのため、麻酔が切れてから食事をすることと、特に抜歯をした後は抜いた穴に溜まった血餅(血のかさぶた)が取れてしまわぬよう、気をつけましょう。

3.仮詰めをした時
仮詰めをした場合には、その材料が固まるまでに時間がかかることがあります。そのため、治療後すぐは食事を避け、少なくとも30分から1時間くらいは待つようにしましょう。また、仮詰めの部分では噛まないように気をつけましょう。

4.新しい詰め物やかぶせ物が入った時
詰め物やかぶせ物をくっつけているセメントが固まるまでに通常30分ほどかかります。そのため、食事は最低治療後1時間くらい経ってからするのが良いでしょう。

5.ホワイトニング後
ホワイトニング施術直後の食事は避け、少なくとも1時間くらい待って食べるようにしましょう。また、施術後24時間は色の濃いものは口にしないようにしてください。

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歯が強い人、弱い人

世の中には歯が強い人、弱い人というのは確かに存在するようです。この両者を分ける決め手となるものにはどのようなものがあるでしょうか?

まず、体質というものは確実にあるようです。生まれついての細菌への抵抗力や唾液の質、量などは歯や歯茎の強さに関係してきますし、その他にも稀なケースでは、生まれつき歯がきちんと形成されない場合には当然歯が弱くなります。

虫歯菌の数も虫歯のかかりやすさを左右します。虫歯菌は生まれたばかりの赤ちゃんにはいませんが、成長するにつれ、家族の人から感染します。特に年齢が小さい時に感染するほど、生涯にわたって虫歯菌を持つことになり、虫歯にかかりやすくなると言われています。

歯並びの良し悪しも歯の健康に大きく関わってきます。歯並びが悪いと、歯を磨きにくくなるため、虫歯や歯周病にかかるリスクが高まります。また、出っ歯のように口が閉められないような歯並びは口の中を乾燥させてしまい、口の中の自浄作用が落ちて虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

食事の仕方は歯の状態に大きく関係してきます。甘いものや酸っぱいものを頻繁に摂取する人は歯が悪くなりやすいですし、あまり噛まなくて済むような柔らかいものばかり食べている人も、歯垢が溜まりがちとなり、歯や歯茎を悪くしてしまいがちです。

このように、生まれついての要因も歯の強さを決める大きなファクターとなりますが、大抵は後天的なことが原因となっています。

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