横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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院内コラムBlog

骨粗鬆症の薬を服用中の人は抜歯に要注意

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは骨の密度が低くなってスカスカになってしまう病気のことですが、特に閉経後の女性に多くみられ、50歳以上の3人に1人がかかっているとされています。

そのくらい身近な病気である骨粗鬆症ですが、骨粗鬆症の治療を受けている人は歯科で治療を受ける際に注意が必要です。具体的には、骨粗鬆症の治療としてビスホスホネート(BP)系薬剤を服用している人は、抜歯を始めとする外科的な治療を受けると、骨が壊死してしまう危険性があるのです。

BP系薬剤は古くなった骨を壊す破骨細胞の働きを抑えて、骨粗鬆症の進行や、癌の骨転移などを防ぐ効果がありますが、この薬を飲んでいる患者さんが抜歯やインプラントのような外科治療を受けると、まれに骨が壊死することがわかっています。特に歯周病のような口の中の感染症があると、そのリスクが高くなると言われています。そのため、そのリスクを低くするために、お口の中を清潔にすることを心がけることがとても大切になってきます。

骨粗鬆症で治療を受けている方は、歯科治療を受ける際には必ずその旨を伝えておくのを忘れないようにしてください。

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口臭でわかる!こんな病気

口の臭いというのは誰にでもあります。朝起きた時などは誰でも多かれ少なかれ臭いますし、空腹時や口が渇いている時には臭いやすいものです。しかし、歯磨きを怠っているわけではないのに口臭がひどい場合には、口の中や体の何らかの病気が原因になっている可能性があります。

■口臭がひどい時に疑われる病気

1.歯周病
特に重度の歯周病では魚が腐った臭い、ドブのような臭いと形容されるような臭いを放ちます。

2.虫歯
小さな虫歯は臭いませんが、虫歯が進んで神経が死んだり、化膿したりすると悪臭を放ちます。

3.扁桃腺の病気
扁桃腺の炎症、扁桃腺肥大、膿栓というカスが詰まっている場合、強い口臭を発することがあります。

4.蓄膿症
鼻炎などがひどくなると、鼻の横に位置する副鼻腔に膿が溜まり、膿の臭いが口臭となって出てきます。

5.呼吸器の病気
特に肺に病気を起こすと、「肉が腐った臭い」がすると言われています。

6.消化器系疾患
胃腸に問題があると卵が腐ったような臭いがすると言われています。

7.糖尿病
糖尿病の患者さんの吐く息は甘酸っぱい臭いがすると言われています。

8.腎臓病
腎臓に問題があると、吐く息からおしっこのような臭いがすると言われています。

9.肝臓病
肝臓に問題が起こると、「ケモノの匂い」と例えられるような、動物臭い臭いがすると言われています。

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口を清潔に保ってインフルエンザを予防しましょう

インフルエンザ予防には手洗い、うがい、マスクの装着、ワクチン接種などのような方法が効果的と言われますが、実はその他にもインフルエンザ予防にとても効果的な方法があるのをご存知ですか?それは歯磨きをしっかりと行って口の中を清潔に保つことです。

歯磨きをする理由として虫歯・歯周病・口臭予防がまず頭に浮かびますが、口の中をきれいにすることはインフルエンザのような感染症を防ぐのにも役立ちます。インフルエンザウイルスは口や鼻から入り込み、喉や鼻の奥の粘膜から細胞に入り込んで増殖していきます。粘膜は、ある種のタンパク質によって表面が保護されており、それがウイルスの侵入を防いでいるのですが、「ある種の酵素」が存在すると、そのタンパク質を破壊してしまい、インフルエンザにかかりやすくなることがわかっています。

そしてその「ある種の酵素」は、歯垢や歯石の中にいる細菌によって作り出されていることがわかっています。そのためこれらの細菌が多いほど、酵素が増え、インフルエンザにかかりやすくなるのです。

そのため、口の中を清潔に保つことがインフルエンザに効果的というわけです。特に免疫力の弱っている高齢者ではインフルエンザが命取りになります。要介護の方がいらっしゃるご家庭ではお口のケアも忘れずにしてあげることをおすすめします。

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噛むと痛い!考えられる原因とは?

噛むと痛い場合、原因は一つではなく、いくつか考えられます。どのようなことが原因となりうるのか、見ていきましょう。

1.根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)
歯根の先端に炎症を起こし、膿が溜まっている状態です。噛むたびにその部分が刺激されるために痛みを感じます。神経を抜いている歯が痛む場合、これが原因のことがよくあります。

2.咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)
噛み合わせの力がある特定の歯に集中的にかかり続けると、その歯を支えている歯根膜という組織がダメージを受け、噛むと痛みを出すようになります。

3.歯周病
歯周病がひどくなって骨が溶かされ、骨の支えが少なくなると、噛むたびに左右に揺さぶられるようになり、痛みを伴うようになります。

4.外傷によるダメージ
歯を強くぶつけるなどで、強い衝撃を受けた場合、歯を支える歯根膜がダメージを受けて数日間痛むことがあります。

5.副鼻腔炎によるもの
風邪やアレルギーなどでひどい鼻炎を起こすと、鼻腔とつながっている上顎洞と呼ばれる副鼻腔が炎症を起こすことがあります。この上顎洞は上の奥歯のすぐ上に位置しているため、噛むたびに歯が痛く感じることがあります。

以上のように、噛むと痛みを出す場合、原因は色々考えられます。たいていの場合、早めに治療を行うことでよくなりますので、噛むと痛みがある場合は早めに歯医者さんに相談してみましょう。

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顎関節症ってご存知ですか?

口を開けると顎の関節から音がする、口が開けづらくなってきた、下顎のあたりに常に痛みがある、という人はいませんか?心当たりのある人はもしかすると顎関節症(がくかんせつしょう)かもしれません。なんだか難しい名前ですが、この顎関節症、実は一生の間で約半分の人が経験することがあるとも言われています。特に20代以降の女性に起こりやすいとされており、一時的なもので治ってしまう場合も多く見られますが、ひどい場合には日常生活にも差支えが出るほど悪化することもあります。

●顎関節症の症状

1.顎の関節の雑音
口を開け閉めするときにゴリッ、コキッというような音がする状態です。

2.口が開きづらい
口を大きく開けられない、長く開けていられない、というような状態です。

3.顎の関節周辺の痛み
顎の関節部分や、その周辺の筋肉の痛みを感じる状態です。筋肉の痛みはときに下の奥歯の痛みのように感じられることもあります。

以上の症状の他にも、頭痛や肩こり、めまいなどを訴える場合もあります。顎関節症は正しい対処法でよくなることも多いため、上に当てはまるような症状が見られたら、一度かかりつけの歯医者さんで診てもらうことをおすすめします。

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