歯を削る治療や抜歯の際には、治療時に痛みを出さないよう、局所麻酔と呼ばれる注射の麻酔を歯茎に打ちます。局所麻酔は通常2〜3時間効いていることが多く、治療が終わってからもしばらく注意しないといけないことがあります。麻酔をした後は次のことに気をつけるようにしましょう。
■唇や頬を噛まないようにしましょう
麻酔をした周囲はしばらく感覚が麻痺しています。特にお子さんの場合、唇や頬を誤って噛んでしまって大きな傷口ができ、粘膜が大きく腫れてしまうことがよくあります。お子さんが麻酔を受けた際はよく注意してみてあげるようにしましょう。
■食事は麻酔が切れてからにしましょう
麻酔の後の食事は、できれば麻酔が切れてからにしましょう。どうしてもお腹が空いてしまう場合には、噛まなくても済むようなヨーグルトやスープのようなものを食べることをお勧めします。麻酔が効いているうちは、温度感覚も分かりづらく、熱いものを口にすると火傷してしまうことがあるため、熱いものは食べないようにしましょう。