横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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院内コラムBlog

虫歯を放置するとリスクが高まる病気は?

歯医者には歯が痛くなったら行こうと思っている人、虫歯があるのはわかっているけど、なかなか歯医者に行く時間がなくて放ったらかしてしまっている、というような人にとってちょっと怖いニュースです。虫歯を放置すると虫歯で苦しむだけではなく、もっと恐ろしい病気に悩まされることになるかもしれないんです。

まず一つ目は蓄膿症です。蓄膿症とは鼻の中から繋がった「副鼻腔」と呼ばれる空洞に炎症が起こって膿が溜まった状態のことですが、それが虫歯が酷くなることが原因で起こることがあります。上の奥歯の歯根が副鼻腔に突き出していることがあり、虫歯が進行して歯根の周囲に膿がたまると蓄膿症に発展してしまうのです。

またこのほかにも、歯根の周囲の膿だまりを放置していると、周りの骨に感染が進み、骨髄炎を起こし、顎の骨を切除しなければならなくなることもあります。

さらには、虫歯や歯周病の細菌が血管に入り込み、心臓の内側や弁に細菌が増殖して感染性心内膜炎を起こすこともあります。そうすると心臓の動きが悪くなり、命に関わることもあります。

虫歯はただ痛くなったり、歯を抜く原因になるだけではありません。ひどくなると命に関わることもあるので、早めに治すことを心がけましょう。

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