歯周病は一部の特殊な歯周病を除き、生活習慣病の要素が非常に大きい病気だとされています。それゆえ、歯周病になりやすい人、なりにくい人というのは、生活習慣などの上で色々と違いがあります。どのような人が歯周病になりやすいのか、見ていきましょう。
■喫煙する
タバコを吸う人は歯周病にかかったり悪化するリスクが非常に高くなります。歯周病治療をしても、治療効果が表れにくいのも特徴です。タバコに含まれる様々な有害物質は歯茎にも例外なく悪影響をもたらすのです。
■歯石が溜まりやすい
歯石がつくと、歯茎は炎症を起こしたままになり、歯周病が悪化します。歯石が溜まりやすい人は体質的なものもありますが、よく歯磨きができていないことが多いため、磨き方を身につけるために一度ブラッシング指導を受けてみると良いでしょう。
■歯ぎしりをする
歯ぎしりをする人は、歯の周囲組織に対するダメージが大きく加わるため、歯周病リスクが高まります。歯ぎしりをしている人は夜間のマウスピースを装着するなどして、歯を過剰な力から守りましょう。
■糖尿病である
糖尿病の人は歯周病が進みやすく、非常に悪化しやすくなります。糖尿病自体が生活習慣病から来ていることが多いため、食生活の改善、適度な運動をすることで糖尿病を防ぐことが、歯周病リスクを減らすことにもつながります。