歯ブラシはどれだって同じと思っている人もいるかもしれません。お子さんの歯ブラシを選ぶ時、お子さんが好きなキャラクターのものを選んだり、安売りになっているものを選んだりしている人も多いのではないでしょうか。でも、歯磨きは歯ブラシによってもその効果が変わってきます。歯磨きは毎日行うものですから、ぜひ歯ブラシ選びにもこだわってみましょう。
まず、歯ブラシはパッケージに書かれている年齢表示を参考に、年齢に合ったものを選びましょう。年齢に合ったものが最も使いやすく、効率よく磨けるようにできているからです。毛先は平坦に切りそろえられたものを選び、0−2歳くらいまでは「やわらかめ」、3歳以上くらいからは「ふつう」の硬さがオススメです。
また、年齢が小さなうちというのは、歯磨きしながら動いてしまうことも多く、転倒したりした際に歯ブラシが喉の奥に刺さってしまうこともあります。このようなことを防ぐためには、当然親がしっかりと見ておく必要があるのですが、万が一の場合も考え、歯ブラシのハンドル部に弾力を持たせ、曲がるものもありますので、そのような歯ブラシを検討してみてもよいでしょう。
6歳を過ぎると永久歯の奥歯も生え始めます。そのため、奥までしっかりと歯ブラシが入り、隅々まで磨けるようなブラシを選ぶことが大事です。ブラシ部分が大きいものを使うと、奥までブラシが入らず、磨き残しの原因となりますので、毛のカットは平坦なもの、そして毛の部分が短かめのものを選ぶと良いでしょう。