歯を白くするホワイトニングは最近日本でも大変人気が高まっています。これは薬剤を使って歯を漂白していくという処置のことですが、ほとんどの場合、痛みを伴うことはありません。ですが、稀に痛みを感じてしまう場合があります。
ホワイトニングで痛みを感じてしまいやすいケースとしては、歯茎に炎症を起こしている場合に歯茎にしみて痛い場合、そして、虫歯がある人や歯に細かい亀裂がたくさん入っている人、冷たい水などがしみる知覚過敏のある人なども、薬剤の刺激で歯がしみてしまうことがあるようです。
しかし、これらの痛みは施術中のみに感じるもので、そのあと痛みが続くことは通常ありません。そして、このホワイトニングの薬剤そのものが歯や歯茎に後々悪影響を与えることもありません。
通常、日本で歯医者さんにかかってホワイトニングを受ける場合、まずは虫歯や歯周病などがあればそれをしっかり治療してからホワイトニングを行いますが、通販などで購入したアメリカなどのホワイトニングキットを使ってやろうと考えている場合、日本では認可されていない高濃度の製品もあると聞きますので、思わぬトラブルが起こる可能性もあります。そのため、もしもこのようなキットを使ってホワイトニングをやろうと思っている場合でも、念のために一度、歯科医院で歯と歯茎のチェック、ホワイトニング剤の確認をしてもらうことをおすすめします。