お子さんが自分で歯磨きをするようになると気をつけないといけないのが、歯ブラシによる事故です。2歳くらいまではおうちの方が磨いてあげることがほとんどだと思いますが、大きくなるにつれ、だんだんとお子さんも自分で磨きたい、という欲求が出てきます。
そこでお子さんに歯ブラシを持たせて少しずつ練習させるのはとてもいいことなのですが、小さなうちはどうしてもじっとしたまま磨くということが難しく、例えばテレビの音が聞こえたら歯ブラシをくわえたまま、さっと走って行ってしまったりすることがあります。
そして、そのまま何かにつまづいて転んでしまったり、壁などにぶつかってしまうと、歯ブラシが喉に刺さり大変なことになってしまうことがあります。小さなお子さんはすばしっこいですから、実際にこのようなことは決して稀ではありません。
お子さんに歯磨きをさせる際は、必ず大人が側についてやらせるようにしましょう。また、歯磨きをしている時は動き回らないように言い聞かせましょう。小学生までは仕上げ磨きもまだ必要な年齢ですので、ぜひそれだけは守っていただくと安心です。