横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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院内コラムBlog

歯科治療を受けた後の食事で気をつけること

歯科治療の後は、治療内容によっては食事をする上で気をつけないといけない場合があります。次のような処置をした後はそれぞれ以下のことに気をつけましょう。

1.注射の麻酔を受けた時
注射の麻酔後は麻酔が切れるまでに2、3時間ほどかかることがあります。しびれが残っている状態で食事をすると、誤って口の中や唇を噛んでしまったり、温度がわからずやけどをしてしまったりすることがありますので、できれば食事は麻酔が切れてからするのが望ましいでしょう。

2.抜歯(外科処置)をした時
抜歯をはじめとする外科処置後は麻酔がしばらく効いているのと、出血に気をつける必要があります。そのため、麻酔が切れてから食事をすることと、特に抜歯をした後は抜いた穴に溜まった血餅(血のかさぶた)が取れてしまわぬよう、気をつけましょう。

3.仮詰めをした時
仮詰めをした場合には、その材料が固まるまでに時間がかかることがあります。そのため、治療後すぐは食事を避け、少なくとも30分から1時間くらいは待つようにしましょう。また、仮詰めの部分では噛まないように気をつけましょう。

4.新しい詰め物やかぶせ物が入った時
詰め物やかぶせ物をくっつけているセメントが固まるまでに通常30分ほどかかります。そのため、食事は最低治療後1時間くらい経ってからするのが良いでしょう。

5.ホワイトニング後
ホワイトニング施術直後の食事は避け、少なくとも1時間くらい待って食べるようにしましょう。また、施術後24時間は色の濃いものは口にしないようにしてください。

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歯医者で歯を白くする方法

白い歯は、それだけで爽やかなイメージを与え、人を魅力的にしてくれるものです。歯を白くする方法にはいくつかあります。今回は歯を白くする方法についてご紹介していきます。

■歯医者で歯を白くする方法

1.PMTC(歯の徹底的なクリーニング)
歯科のプロの手による徹底的な歯のクリーニングです。特殊な器具や機械を使い、普段自分で磨けないところまで徹底的にお掃除していきます。歯の着色がきれいにとれるため、歯の色が白くなるだけでなく、歯や歯茎を健康にしてくれます。

2.歯のホワイトニング
歯を白くするというと、このホワイトニングを真っ先に頭に思い浮かべる人も多いでしょう。
これは歯の色そのものを薬剤で漂白する方法です。神経が入っている天然歯に効果がある方法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニング、おうちでできるホームホワイトニングがあります。

3.ラミネートベニア
歯のホワイトニングで白くできない重篤な歯の変色の場合、歯の形をした薄いセラミックの板を歯の表面にくっつけて白く見せることが可能です。

4.セラミッククラウン
歯の形や向きもきれいにしたい場合や、歯並びも整えつつ白くしたい場合にはセラミックを被せる方法が向いています。歯を削って上からセラミックのクラウンをかぶせていきます。

歯を白くする方法は、ケースバイケースでそれぞれに適した方法を選ぶ必要があります。歯を白くしたい、という方は一度ご相談ください。

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歯を治療しても痛みが取れない!

歯に痛みがあると、歯に問題があると考えるのが普通でしょう。実際、歯に痛みを感じる場合のほとんどは歯に原因があり、これを歯原性歯痛(しげんせいしつう)と呼んでいます。しかし、歯が痛いように感じても実際歯には全く問題ない場合があります。これを非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)と呼んでいますが、この場合、痛い歯を治療しても当然痛みが引かず、不必要な治療を受け続けたり、歯医者を転々としたりする事態に陥ってしまうことも多く見られます。

●非歯原性歯痛としては次のようにいくつかの原因が考えられています。

・咀嚼筋の痛み
噛む筋肉が緊張することにより、特に下の奥歯の痛みとして感じられることがあります。

・上顎洞の痛み
鼻の横にある副鼻腔の一つである上顎洞が鼻炎などで炎症を起こすと、上の奥歯の痛みのように感じられることがあります。

・神経痛の痛み
三叉神経痛、帯状疱疹に伴う神経痛、外傷や外科手術後の神経損傷によりジリジリした痛みが続くニューロパチーなどにより、歯に強い痛みを感じることがあります。

・神経血管性の痛み
偏頭痛や群発頭痛などのような頭痛が原因で、上の奥歯の痛みを感じることがあります。

・心因性による痛み
精神的な疾患で歯の痛みを感じることも珍しくはありません。

このように、歯が痛い場合に原因がはっきりしないケースでは、安易に痛みを感じる歯を削ったり抜いたりなどの治療は控えるべきです。原因不明の歯の痛みに関しては専門の治療機関もありますので、まずは担当医に相談してみましょう。

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夏季休暇のお知らせ

8月10日(木)~8月17日(木)は夏季休暇となります。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い致します。

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歯の膿溜まりが原因で手足の皮膚が荒れる!?

虫歯を放置しすぎて神経が死んでしまった場合や、神経を取ってしまった歯の歯根の尖端に膿が溜まることがあります。この膿溜まりは痛みを出す場合もあれば、無症状のこともよくあります。しかしこの膿溜まりを放置しておくとだんだん大きさを増し、やがては歯をダメにしてしまうことがありますし、また周囲の骨や組織に波及し、歯だけの問題では済まされなくなることも珍しくありません。

このような根の周囲に膿を溜めている状態を「根尖病巣(こんせんびょうそう)」と言いますが、この根尖病巣が「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」という手の平や足の裏に膿庖(のうほう)と呼ばれる水ぶくれを大量に作る皮膚病の原因になっていることがわかっています。この病気はかゆみを伴う水ぶくれを作り、それが潰れてかさぶたになり剥がれていく、ということを繰り返す病気で、膝やスネなどにできることも確認されています。

掌蹠膿疱症は、歯根の膿溜まりの他にも、歯科金属アレルギーや、鼻・口腔領域の細菌感染による慢性炎症によっても起こることが指摘されており、これらの原因を取り除くと、手足の荒れが速やかに改善することも多く報告されています。

原因不明の手足の荒れでお悩みの方は、もしかすると歯や銀歯などが原因になっていることもありますので、一度歯科で診てもらうことをおすすめします。

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