横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

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院内コラムBlog

歯周病予防一覧

歯周病と関節リウマチの関係が明らかに

歯周病が全身の病気を起こす原因になっていることは1990年代の始め頃よりだんだんと明らかになってきました。例を挙げると、心臓病、脳梗塞、糖尿病、肺炎、低体重児出産・早産などがよく知られていますが、関節リウマチとの関連があることも近年注目を浴びてきています。

■関節リウマチの治療薬で歯周病になりやすくなる
まず、関節リウマチで使われる治療薬には免疫を抑える作用があります。そのため、風邪などの感染症と同じく、歯周病にもかかりやすくなります。また、他の副作用として口の中にカンジダ菌が増えることによって口腔カンジダ症が起こったり、歯肉からの出血が起こりやすくなる、口内炎ができやすくなる、ということがあります。また、関節リウマチ患者は骨粗鬆症にもなりやすく、骨がスカスカになることで歯周病が非常に進行しやすいのも特徴です。

■関節リウマチの原因菌が歯周病菌と同じである可能性がある
またその一方、関節リウマチを起こしている原因菌が歯周病菌と同じである可能性が高い、という研究結果も出ています。歯周病菌が関節の内部へ移動して炎症を起こしているのでは?と考えられています。

歯周病はかつては「歯を失う」だけの病気として捉えられていましたが、最近では全身の健康を害する病気だということがだんだんと解明されてきています。皆さんも歯周病予防をして全身の健康を守りましょう。

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子供の虫歯は減ったけど、歯周病が増加中!?

子供の虫歯はこの数十年間で大幅に減少傾向にあります。しかし、その反面、子供の歯周病が近年増えてきているのだそうです。これは福岡県の学校歯科医会の調査結果で明らかになったことです。

この原因として、現代の食事はよく噛まないで済むような食べ物で溢れていることが挙げられます。あまり噛まなくても良い食べ物は歯の表面にくっついて残りやすく、しかも噛まないことで唾液が十分に分泌されません。そのため細菌が繁殖してしまい、歯茎の炎症を引き起こしてしまうものと考えられます。

また、口呼吸も原因と考えられます。近年日本では、口呼吸をする子供が増えていると言われています。口呼吸をしていると口を開けたままになるため、唾液が蒸発してしまい、雑菌が繁殖します。それがもとで歯肉炎を起こしやすくなるのです。

そしてこの口呼吸になってしまう原因の一つとして「よく噛まないため口の筋肉が弱くなって口が閉じられない」ということも挙げられますので、やはり「よく噛まないこと」の弊害は大きいと言えるでしょう。

ぜひ、食事はやわらかくて食べやすいものだけでなく、繊維質の野菜や煮干し、海藻類なども取り入れて「よく噛む」ことを習慣づけるようにしましょう。

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歯の3DSのすすめ

3DSと聞くと、ゲーム機を思い浮かべる人が多いでしょう。実は歯科にも3DSというものがあり、最近じわじわと人気が出てきています。さて、これは一体何かと言いますと、虫歯や歯周病の菌を除菌するための処置で、歯の疾患の元になる歯垢の定着を集中的に抑えることができます。(3DS=Dental Drug Delivery System)

具体的にどのようなことをするかというと、まず、歯科医院で歯の型を取り、専用のマウスピースを作ります。そこに殺菌消毒薬を注入し、お口に装着することで、効率よく歯の周囲の細菌を殺菌することができます。虫歯や歯周病に対し、ハイリスクの人に非常に効果があります。

3DSが適応となるのは次のような人です。

・虫歯になりやすい人
・虫歯の治療済みの部分が多い人
・歯周病になりやすい人
・乳歯から永久歯に生え替わっている学童期のお子さん
・お口の健康を万全にしたい人
・歯列矯正を始めようと思っている人
・妊娠中、または赤ちゃんがいる人で、お子さんに虫歯をうつしたくない人

虫歯や歯周病のかかりやすさは人それぞれです。また、詰め物がすでにいくつか入っている人は、詰め物の境目から虫歯になるリスクが高いため、3DSのようなプラスアルファの予防対策を行っておくとより安心です。気になる人は歯科で相談してみましょう。

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デンタルフロスで歯垢除去率30%アップ!

普段の歯磨きは歯ブラシで3分くらい、という人が多いのではないかと思います。日本ではまだまだ、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃器具があまり浸透していないようです。ところで、歯ブラシだけで歯磨きを行なった場合、どれくらいの汚れが取れているかご存知ですか?じつはどんなに一生懸命やったとしても、たった60%前後しかとれていないのです。特に歯磨き粉をつけて磨くと、スッキリ爽快になって全部磨けたつもりになってしまいがちですから、この数字はちょっと驚きですね。

ところで、残りの40%の汚れは一体どこに残っているのでしょうか?それは主に歯と歯の間の隙間です。この部分はどうしても歯ブラシが入りきりませんので、デンタルフロスや歯間ブラシを使う必要があります。どちらも歯間を磨くものですが、歯間ブラシは歯間のすき間がある程度大きくなくては入りませんので、歯間が狭い人はデンタルフロスのみ使うことになります。歯磨きを頑張っているのに、どうしても虫歯ができてしまう・・という人はもしかしたら歯と歯の間から虫歯になっているのかもしれません。

これらの器具を使うことで、歯垢除去率は90%になると言われています。随分効率が上がりますね。実際に使ってみるとスッキリ感がかなり違うことが感じられるでしょう。しかし残念ながら100%磨ききることは難しいようです。その汚れに関しては定期的に歯科医院でのクリーニングを受けるとよいでしょう。

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タバコが歯に悪いワケ

タバコが肺がんの原因になったり、肌が老化しやすくなったり、妊娠中に吸うと赤ちゃんに影響が出たりすることは皆さん十分ご存知だと思います。ところで、タバコはお口にとっても非常に悪影響なのです。例えばインドなどの南アジアでは口腔ガンにかかる人が多いのですが、これは噛みタバコが原因と言われています。このように、タバコは口腔ガンの原因としてもよく知られていますが、特に歯ぐきに悪い影響を与えます。

タバコはお口の中にこんな悪影響を及ぼします。

1.歯周病が進行しやすくなる
タバコの煙に含まれる一酸化炭素、またニコチンの作用により歯ぐきの血行が悪くなります。また、免疫力が低下したり、唾液の分泌の低下、ヤニによって歯がざらつくことで歯垢がつきやすくなります。これらの理由で歯周病が発症、進行しやすくなります。

2.歯ぐきが黒くなる
生体の反応としてタバコの刺激から歯ぐきを守るためにメラニン色素が作られるため、歯ぐきが黒くなってきます。

3.口臭がくさくなる
タバコに含まれるタール(ヤニ)の匂いや唾液の分泌が減ることにより独特のきつい口臭がでます。

4.ヤニが歯につく
茶色いヤニが頑固に歯にこびりつき、簡単には取れなくなります。

5.ガンにかかりやすくなる
タバコには200種類もの有害物質が含まれ、その中の約70種類は発ガン性物質だといわれています。

ヘビースモーカーの人は特に要注意です。なるべく本数を減らして禁煙を目指しましょう!

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