横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

診療時間9:00〜12:00    14:00〜18:00木曜・日曜・祝日休診

院内コラムBlog

小児歯科一覧

生まれてはじめての歯

生後6ヶ月頃からかわいい乳歯が生えてきます!

20151110_01

生まれてはじめての歯は、下あごの前歯である乳中切歯(前歯)。
生後6ヶ月頃から歯ぐきをやぶって生えてきます。でもこのとき、乳歯の根は完全にはできあがっておらず、あごの中ではの根が完成するのは2歳前後です。

その次に生えてくるのは、上あごの乳中切歯(前歯)です。下のあごの前歯よりも幅が大きく、この歯が生えると赤ちゃんがますますかわいらしく感じられます。
3番目には上あごの前歯の隣に乳側切歯が、4番目には下あごの乳側切歯が、最初に生えた歯の隣に生えます。
乳歯の生えてくる順序は、多くの場合男女同様です。

生まれてはじめての歯は白く輝いて、何ものにも変えがたい宝石のようです。
歯の表面のエナメル質は、実際宝石のダイヤモンドの硬さに近い硬度を持っています。
人間の体の中の硬組織といわれるものは、骨、爪と歯です。
なかでも歯の表面は特別な硬組織でできています。

大人の歯といわれる永久歯よりも白い乳歯は、エナメル質が薄く、量も少ないので虫歯になりやすいです。
そこで、歯が生えてきたら歯磨きを始めましょう。
最初はなかなか丁寧には磨かせてくれませんが、指サックに歯ブラシのようなものがついているケアグッズや清潔なガーゼなどを使って磨き始めましょう。
歯ブラシを歯がため代わりに噛ませて、歯ブラシに慣れるところからはじめるのも良いでしょう。

虫歯になりやすい歯と歯の間の掃除は子供用フロスを使うと便利です。
歯と歯ぐきの間は歯ブラシの毛先を使って磨きましょう。
上の前歯を磨くときは、上唇小帯(上唇と歯ぐきをつないでいる筋)に歯ブラシを引っ掛けないように気をつけます。
人差し指でガードすると磨きやすいです。

早いうちから歯磨きの習慣をつけたいものです。
歯茎を傷つけないよう、やさしく、仕上げ磨きの前段階という気持ちで、親子共に慣れていきましょう。

「子育ては歯育て」といわれます。
口腔清掃の習慣を身につけさせることは、これからはじまる子育ての大切な第一歩になることでしょう。

20151110_02

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

乳歯はいつ頃から育ってる?

お母さんのお腹の中ですでに赤ちゃんの歯は育ちはじめています。

20151104_01

赤ちゃんのはじめての歯が生えるのは、生後6ヶ月くらいから。でも乳歯の芽は、すでに妊娠6週からでき始めています。妊娠14週には、乳歯の芽だけでなく、すでに永久歯も作られはじめていること、ご存知でしたか?毎日の食事がお腹の赤ちゃんの良い歯を作っています。妊娠中は特に栄養バランスのとれた食事をとるよう心掛けてください。

なかでもカルシウムの摂取は1日1200mgを目安にしましょう。牛乳だと400~600mlを飲むと必要量をとることができるといわれています。

また、歯がしっかりと成長するには、カルシウムだけでなく、たんぱく質、リン、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどの栄養素を含む食品をバランスよくとることが大事なのです。

たとえば、歯の石灰化(成熟して硬くなる)のための栄養はカルシウムとリン。歯の基礎のための栄養はたんぱく質。歯の表面のエナメル質の土台となる栄養にはビタミンA。歯の表面の一層下の象牙質の土台となる栄養にはビタミンC。カルシウムの代謝や石灰化の調節役にはビタミンD、etc…。こんなふうに、歯が育つには様々な栄養素が必要です。

また、妊娠中は女性ホルモンの増加から歯周病になりやすく、唾液の量が減って歯を溶かす酸を中和する力が弱くなることなどが原因で虫歯になりやすい口腔内環境になってしまいがちです。つわりがあると歯みがきがつらく、このことも妊娠中に虫歯や歯周病が増える原因です。

そこで、虫歯や歯周病がある場合には、妊娠中にお母さんが歯を悪くしないですむように、できれば妊娠前に治療をしておきましょう。また妊娠中に治療が必要になった場合は、安定期のうちに可能な範囲で必要最低限の治療を受けましょう。大きな治療は、出産後にしましょう。

また、日頃から口腔検診を受け、虫歯や歯周病のチェックをしてもらい、クリーニングを受けて口腔内環境を良好に保っておくと安心です。妊娠中や出産後に急に歯が悪くならないよう、予防をすることができます。

なお、毎日の栄養摂取は大切ですが、つわりの時期はあまり気にせず食べられるものを食べ、安定期になったらバランスのよい食事を良く噛んでとりましょう。散歩などの軽い運動やストレス解消に努め、楽しく充実した妊娠期を過ごしてくださいね。

栄養素 栄養素が含まれる食品
カルシウム ひじき、ちーず、しらすぼし など
リン 米、牛肉、豚肉、卵 など
たんぱく質 アジなどの魚、卵、牛乳、豆腐 など
ビタミンA 豚肉、レバー、ほうれん草、人参 など
ビタミンC ほうれん草、みかん、さつまいも など
ビタミンD バター、卵黄、牛乳 など

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加